「最近、同じことを何度も聞いてくる」「財布や鍵の置き場所を忘れることが増えた」「なんだか様子が変だな……」。ご家族や身近な方の言動に違和感を覚えたとき、つい「ボケたのかな?」と心配になることがありますよね。

そんな時、決してしてはいけないのが「何やってるの!ボケてるよ!」と怒ってしまうこと。そして、いきなり物忘れ外来に連れて行こうとするのも、実は正解ではありません。
まずは「地域包括支援センター」に相談を
横浜市青葉区にお住まいの方が、「認知症かも?」と不安を感じた場合、まず頼るべきは**地域包括支援センター**です。
地域包括支援センターは、全国すべての市町村に設置されている公的な相談窓口で、高齢者の暮らしを支える総合機関。介護、福祉、健康、医療など、さまざまな悩みに対応しています。
認知症かどうかの判断がつかなくても大丈夫。まずは日頃の様子を伝えてみてください。専門職(主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師など)が丁寧に状況を聞き取り、必要に応じて医療機関との連携や介護保険サービスの利用など、今後のサポートについて提案してくれます。
青葉区内の地域包括支援センター
👉 全国の包括支援センターについて詳しく知りたい方は厚生労働省の資料もご参考に:
[https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001401860.pdf](https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001401860.pdf)
認知症かどうかを見極めるのは専門家の仕事
「ただの年齢による物忘れかもしれないし、心配しすぎかな…」と思っても、素人判断で見過ごしてしまうのは避けたいところ。反対に、ちょっとした物忘れに過敏になり、怒ったり責めたりするのも逆効果です。本人のプライドや安心感を大きく傷つけてしまう可能性があります。
まずは、**相談することが第一歩**。地域包括支援センターは、そんな時こそ頼ってほしい存在です。